川上恵(沙羅けい)の芸術村
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                  今年も咲いた



    今年も観音竹に花が咲いた。
    30年か40年に1度しか咲かない、珍しい現象だそうだが、昨年も咲いた。
    今年で3度目である。
    観音竹、竹とは言っているが実はヤシ科の植物らしい。
    大きな手のひらのような葉が、さわさわと微かな音をたて揺れるさまは、なんとも
    心地がいい。
    

    サンゴのような薄桃色の房状の花は、葉の陰にひっそりと地味であるが、
    幸運が訪れる吉兆だそうだ。
    花言葉は「日々の平安」「スマートな淑女」。
    
    去年、どんな幸運があったかと思い返してみる。

    そうか、あれだ! あれが幸運でなくて何だろう!
    夫が転んで怪我をし、救急車のお世話になったのに、大したことにはならずに済んだでは
    ないか、
    それも複数回も。
    観音竹の花が、我家に幸運をもたらしてくれたのだ。
    そのお陰で、まさに「日々の平安」である。

    今年はどんな幸運と出会えるのだろうか……。
    私が淑女に? 

    花を咲かせるには相当なエネルギーを要するという。
    花が終われば根元の風通しを良くし、栄養をたっぷり上げねばなるまい。
    
    
2026.6.1