川上恵(沙羅けい)の芸術村
 話のポケット
ホーム  エッセー  旅  たわごと    雑感 出版紹介 






                 GO! KOFUN 世界遺産へ



   頼まれもしないのに、「百舌鳥・古市古墳群を世界遺産に」ということで、仲間とPRを兼ねた
   展示会を開いている。1年に1度、今回で4回目である。

   1回目は、詩&エッセー
   2回目は、版画
   3回目は、染色&写真

   1つの事にまい進できない浮気性の私は、今回は古墳に咲いている草花を生けた。
   古墳と言えば緑色の小山をイメージするが、なんのなんの、花樹や草花が四季折々に
   ひっそりと咲くのだ。
   とはいえ、古墳の中には入れないので、花を揃えるのに少し苦労をした。

   花材は、この日のために畑で育てたカンナ。
   この日のために、2階のベランダで咲かせた蓮。
   チガヤ・エノコログサ・キバナコスモス・山葡萄などは、前日に河原へ採集に行った。
   ぶっつけ本番の生けこみだったが、久しぶりに真剣に花々と向き合った。
   ほどよい緊張感が心地いい。
    
   ほとんどが野草なので、華やかさはないが、野趣を感じていただけたら嬉しいな。
   
   



                          2018.8.24